2019年11月15日金曜日

第56話 町に寄り添う服屋さん




 11月に入り、いよいよ冬を感じる季節になってきましたね。
みなさん衣替えは済ませましたか?



ぼくはもうそろそろあったかいアウターを出そうかなと思っています。

これから寒くなるにつれ、冬服を買おうと思っている人も多いと思いますが、みなさんはどこで服を買っていますか?

山形出身の友達にこの質問をすると大抵
「山形に服買うとこないから仙台に行っちゃうか、ネットかな」と答えます笑
分かります笑 仙台駅の中にもいっぱい服屋ありますし、
ネットはたくさんの種類を見れますからね、、、


でも山形には素敵なお店があるんです!おすすめしたいのが七日町にある「OVER LAY」というお店です。



お店の外観



オレンジ色の外観が目印

初めて訪れたのは一年くらい前でそれ以来何度か足を運んでいます。


お店の名前である「OVER LAY」は積み重ねるという意味ですが、
素敵に年を重ねていこうといったメッセージが込められているそうです。



店内に入ると




店内に並ぶセレクトされた洋服たち





















目まぐるしく流行が変わるファストファッションの時代に流行にとらわれず、
質の良い服がセレクトされています。

お店の人がセレクトしているので服のブランドやその服の魅力について説明してくれます。







オススメの洋服を聞いてみよう!


























一番のオススメポイントは店員さんと顔見知りになれることです

顔見知りになると「この間買ったあの服と合うかもね」「この色似合うんじゃない?」と話しながら服を買うことができ、自分に合う服や、自分の新しい部分を見つけられるかもしれません。


なによりお互いに信頼関係がうまれるので、信用して買い物をすることができます。
(本来買い物ってこういうものだったのかも。)お店にはいわゆる常連さんも多いそうで、





メンズもレディースも充実






















店内にはお客さんの子どもが描いた絵が飾ってあります。接客をしていると小さかった子どもが大きくなってお母さんと一緒に服を買いにくるといったこともあるそうで地域に密着したお店になっています。





お客さんの子供の絵

















全国均一の店ではないこのような店があると町の魅
力も上がるとこの間読んだ「ファスト風土化する日本」という地方の問題点について書かれている本にも書いてありました。(この本もおすすめです。)

たくさん服を買うよりも質が良く長くお気に入りで着られるものだったら、ちょっと高いと思っても長い目で見ればお得なんじゃないかと思ったりもします。


そういうふうにちょっと勇気を出して買った服ってやっぱり思い入れがあるので大事にしなきゃと思いますし、ひとつのものを大切にしたり、同じものを好きでいられるのって素敵なことですよね。



そんな服がこのお店で見つかるかもしれないのでぜひ行ってみてください!



購入した靴下























ちなみに僕は靴下を買いました^ ^ 靴下はいつも無○良品でいつのまにか片方なくなってしまうのでこの靴下は無くさないようにしようと思います笑 

OVER LAYのみなさんお話を聞かせていただきありがとうございました!


(文・写真 工藤 泰地)

OVER LAY
住所 〒990-0042  山形県山形市七日町2-5-4
電話番号 023-641-7741
営業時間 10:30~19:00



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