2018年11月29日木曜日

第49話 時代を超えて、再び


もうすぐ12月、今年もあと1ヵ月です。

山形市もついに朝は霜が降りていました。

徐々に冬へと近づいていますね。

みなさま体調にはお気を付けください。


さて、七日町を歩き回っていると、

白塗りのかわいい外観のお店を発見しました。


七日町一番街をずっと真っすぐ進むと左手に見えます。

『Cafe&Dining 茶房(さぼう)』というお店です。

白い外観に目を惹きます
















今回はそこへお邪魔させていただきました。


中へ入ると、洋風でおしゃれな空間が広がっていました。

インテリアが可愛らしく明るく心地いい

















女性一人でも入りやすい、

落ち着いた雰囲気がしました。

左手には、靴を脱いで座れる、

まるで家のリビングのような場所もあります。


店員さんは奥様と娘さんのお二人で

とても親切で丁寧に接していただきました。

オーナーのご主人は私が訪れた日には不在でしたが

3人で切り盛りしているようです。


今回、特別に取材の許可をいただいたので

とてもありがたく思っております。


メニューには、おしるこやスムージーなど

他にはない、めずらしいメニューもたくさんあり、目移りしそうです。

お腹を空かせていた私はランチセットのオムライスを注文。

デザート、飲み物もセットであります

















卵がトロトロでとっても美味しい!

手作りの味が身体に沁みます…



お話を聞くと、このお店は今年の5月にオープンしたばかり。

このお店の場所には、ついこの前までは違うお店が構えていました。

しかし、ずっと昔、戦後のときは、ご主人のお母様が

この場所で初代の「茶房」としてお店を開いていたようです。


そのため、「58年ぶりに同じ場所で「茶房」としてカフェを開けた」

と、お聞きしました。


昔よくいらっしゃったお客さんも再び訪れるようになり

「懐かしい、懐かしい」とおっしゃってくれるそうです。


また、メニュー表の裏に、ご主人のご挨拶の文で

こんなことが書かれていました。


「地域コミュニティを大切にしたい」


七日町、地域のひとのためのお店。

きっとお母様もご主人も

七日町を大切に思っていたのだと感じました。


そして、お店の傍らにはいろいろな人たちが作られた

ハンドメイド作品や手作りクッキーを販売されています。

ぜんぶ手作り


















みなさまもぜひ、足を運んでみてください。

(文・写真 梅津咲希)


Cafe&Dining 茶房
住所 山形市七日町2-3-25
電話番号 070-2020-4576
営業時間 10:30-17:00
定休日 毎週土曜、第2・4水曜日

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